生と死

 

 

 

 

岩手県は盛岡 東屋本店 にてわんこそばチャレンジをしてきました。昨年、やってみたいねと軽い気持ちで挑んだわんこそば。思いのほか辛く、すぐにギブアップしたわたしはこの後とても悔しい思いをすることをまだ知らない。

 

 

友人3人と行ったのですが、わたし以外が100杯以上たいらげて わんこそば証明手形 なるものをゲットしたのです。私だけ手形を持たずに撮った写真、悔しさ、恥ずかしさ、己の甘さへの憤り、様々な感情が渦巻きました。(敗因はお店へ向かう途中に食べたじゃがりこ)それから1年間わたしは隙あらば「わんこそばまた行こうね」と友人たちに語りかけ意思表示をしてきました。

 

 

 

ついにやってきたリベンジの日。100杯食べなければならないというプレッシャーと(誰も期待していないんですけど)、蘇る満腹感、口腔内の気持ち悪さ、食べ始める前の私は顔に色がなく死んでいたそうです。

 

 

お姉さんの冷めきった「はい、どんどん」「じゃんじゃん」「はい、がんばって」の掛け声にももはやテンションはあがらず、色のない表情で食べ始めるわたし。(初回は笑顔で一緒に「じゃんじゃん〜」とか言えてた)わんこそば何が辛いって、私の場合は満腹感よりも食感と温度がキツかった。そばの柔らかさと、絶妙なぬるさがずっと続くのでずっとアイス食べたい、氷食べたいと呻きながら食べてました。口の中がぬるくて気持ち悪くなるんですよね。途中で店員さんに「氷入ったお水ください」とわがままを言ってバリボリしながら食べるも一瞬なのであまり効果がなく、ひんひん言いながら食べ続けました。

 

 

一番効果があったのが漬物。味も食感も温度も変わるので、これはドーピングや〜 と彦摩呂よろしく漬物ドーピングを決めながら無の顔で食べ続ける。かぶの漬物おいしよね。っていうかかぶっておいしいよね、そもそも。

 

いとも簡単に100杯を食べる友人たち。まるで赤子を見守るように「ほら、90いったよ!マグロもあるよ!とろろも美味しいよ!」とたくさん励ましてもらいました。うるせえ。

 

 

半分泣きながら食べすすめて、みんなに見守られながらなんとか100杯食べれました!いえ〜い!やっぴ〜!そんな苦しそうな私をみて微笑むお姉さん。100杯で〜すと言いながら、フタをしめようとする私のお椀にそばをねじ込んでこようとします。わんこそば、最初についてくるフタを閉じると終了なのですがそうはさせないと笑っていない目が訴えかけてきます。思わずお椀を横によけると

 

「私がこっちから入れてもいいんだよ」

 

と、悪魔の声が。まさかの避けた先にも店員さん。お蕎麦以外に、四面楚歌も味わえるステキなお店です。そんなことされたら食べないわけにはいかない。ここまでノリで生きてきた私なので101杯目に手を出します。

 

 

 

今回お蕎麦の入ったお椀を食べただけ重ねる方法でチャレンジしたのですが、15杯ずつ重ねていきます。で、15杯が1人前なんですね。なので100杯だと6人前とちょっと。つまり105杯で7人前になってお椀の棟も7つになり、見栄え的にもちょうどいいというか、キリがいいというか。なので101杯食べた時点で7人前目指したくなっちゃうんですよ。そりゃ食べますよね、105杯。

 

 

ただ、100杯食べた私はそこから顔に色がつきはじめとっても元気に!生きてる実感がすごいね、という友人の言葉から思わず

 

「本当にすごい。リストカットするくらいなら蕎麦食いにきた方がいい」

 

と謎の名言っぽいセリフまで飛び出します。しんどいけど、おいしいし、達成感あるし、マジでオススメ。生きてる実感が欲しい、でも痛いのは嫌!というメンヘラがいたらぜひオススメしてあげてください。

 

 

そんなこと言ってる間に、お椀の中の蕎麦を食べきる前に次の蕎麦をお椀に入れてしまって、2杯分一気に食べるなどのお茶目さも出しながら見事105杯食べきりました。頑張った〜!

 

 

紙の証明書と、木の手形を貰えます!

 

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これこれ、この為に頑張ったんです〜!紙の証明書には名前も入れてもらえるので、こちらだけでもステキな思い出になります。もうしばらくお蕎麦はいいです。でも、また機会があれば行きたいな!最後にデザートも出てきます。めちゃくちゃおいしいけど、お腹いっぱいで地獄です、みなさんもぜひ行ってみてください〜!

 

 

 

なにこの普通の旅ブログみたいなの。

 

 

 

インド人とおざわ

 

 

 

友人と待ち合わせのために、新潟駅前で佇んでいたら男の人に声をかけられた。インド人だった。

 

 

 

 

彼は拙い日本語で、申し訳なさそうな顔して「ココ、イキタイ」と写真を見せてきた。彼はどうやらLOFTに行きたいらしい。連れて行ってあげたいけど、待ち合わせがあるし、どうしようとインド人とおざわ、ふたりで困っていたら友人から電話が。

 

 

 

予想外まさかの今起きましたコール。普段だったら怒っていたけど今日はまた別。なんならタイミングはとてもバッチリなので、心の中で褒めながら一応ちょっと怒ったフリをしたりしてみる。そして、ねぼすけさんに事情を説明して、インド人とLOFTに行くことにした。(友人は今起きたとは思えないくらい腹から笑っていた)

 

 

 

私の車で移動しながらLOFTで何が欲しいのかと聞いたら、小学生の娘にメッセージカードを頼まれたそう。娘の友人が誕生日なんだって。かわいいおつかいだなあと思いながら、娘の写真を見せてもらったり、たわいもない話をした。娘はお母さん似らしくとてもかわいらしい子だった。「ママに似てるの?」と聞いたら「ソウ、ママ デ ヨカッタ!」と爆笑していたので一緒にゲラゲラ笑った。

 

 

LOFTに着いてまっすぐメッセージカード売り場に案内して、わたしも時間があるので一緒に選んだ。かわいいねなんて言いながら音のなるメッセージカードとか、飛び出すメッセージカードとか(今色々あるんだね)どれがいいかなって選んでるインド人の顔はとてもかわいらしくて、娘への愛を感じました。ママ似の娘、よかったな。

 

 

 

満足そうに何枚かメッセージカードを購入したインド人。帰りは一人で帰れると言うので簡単に道を教えて解散することに。インド人はずっとアリガトウ、アリガトウとわたしの手を握っていてとっても嬉しそうだった。娘も喜んでくれるよ、きっと。

 

 

友人もそろそろ着くとの事だったのでお別れして、迎えに行こうとしたら「コレ!」とインド人が何か渡してきた。よく見るとさっき買ったメッセージカードで(かわいいって言ったから買ってくれたのかな)なんて思いながら、わたしもインド人の真似をしてありがとう、ありがとうと言いながら彼の手を握った。

 

 

ふたりでブンブン手を振りながら別れて、ひとりになってからメッセージカードを開く。わたしがかわいいと絶賛した飛び出すメッセージカードで、中にはこう書かれていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「全部嘘です」

 

 

 

九次元クラッピョヘン

 

 

 

大好きな友達とお酒を飲んだ。男2人と女1人。わたし入れて2:2。素晴らしい、ちょうどいい。お酒を飲むのも久しぶりで、いつもの4人で会うのも久しぶり。バイト終わりに駆けつけたので少し疲れていたけど、友達ってのはとてもいいもんだ。

 

 

我々のホームと化したチェーンの居酒屋で、途中参加のわたしは食べ飲み放題の時間とお金を取り戻すように、お酒とご飯をドンドンお腹に入れた。でも、すぐに胃袋に限界がきて全然食べられなかった。少し割高な焼きおにぎりの味だけ鮮明に覚えている。おこげがおいしかった。ギャル曽根になりたい。

 

 

友達には何も気を遣わないし、何をしても怒られないし、何を言っても許してくれるし、わたしもみんなにそうしているつもり。(いや、わたしはめちゃくちゃ怒っているし、許していないかもしれない。あれ?)甘えまくり。空気感が良すぎて家にいるみたいな気持ちになってしまう。実家よりも居心地がいい。あ、実家であまりうまくいってないのがバレてしまう。

 

 

友達たちは、みんなちょっとずつ似ているのでフィーリングがとても合うと言えばいいのか、言葉にしなくても理解し合える空気みたいなものがあって、たまにとても気持ち悪くなる。いい意味でね。なんで私の考えてることが分かるの?とディズニープリンセスくらい純粋な疑問を感じたりすることもしばしば。仲が良すぎるって気持ち悪くて面白いので、ウシガエルとかアンガールズ田中とほぼ同意なのかもしれないな。

 

 

 

ラストオーダーという帰れコールを受けてから、参加時間の短い私は2軒目を提案したけど、真っ当な社会人たちは次の日も仕事なので却下され、じゃんけんしたり、ブスな女みたいに拗ねてみたりしたけど、完全拒否。(じゃんけんに関してはボロ負けしたし)女友達はその間ずっとニコニコしてた。かわいいかよ。

 

 

 

これを書いている最中に後輩から「人間とは醜いですね」とLINEがきた。(すごく笑いながら「なんだこいつ」って言っちゃった)

 

 

「わたしは自分の人間らしい一面があまり好きになれなくて、でも他人の人間らしい部分はとても好きなんだ。嫉妬したり、無様だったり、滑稽だったり。めんどくせえとは思うけど。だから未だに友達たちと会っていても、自分が全く別次元の人間に思えて、4人でワイワイというよりか3人とわたしって感覚なんだよね」と返信したら

 

「その感覚いいと思う。妖みたいなこと言いますね。好きです。」

 

と言ってくれました。人里に下りてきたわたしという妖はとてもいい人間たちにかわいがられてラッキー妖ですね。なんつって。

 

 

 

 

そんな妖にも優しい友達たちと、席の時間が過ぎても居させてくれる優しいチェーン店で、ぐだぐだ次の約束を確認。また会う約束をしてさよなら出来るってとてもいい夜だな、と思いながら友達の飲み残したレモンサワーを飲み干した。レモンが少し多くて酸っぱかったけど、いいんじゃない?なんたって夏だし。

 

 

 

 

 

 

 

自我がなくなっても友達でいてくれよな

 

 

大人になったら何になりたい?と聞かれて、今の今まで「これ!」と思い浮かんだものが1つもない。

 

 

かわいげのない子供だったので、保育園児の頃から「普通の大人になりたい」と言っていた記憶がある。ただ、一度だけ地元のラジオ曲が出張収録にきて、園児全員にインタビューをしたんだけれども、何か言わなきゃと思って出たのが「たまごっちのまめっちになりたい」だった。まめっちかわいいもんね、目大きいし。手足ちゃんとあるし。ひねくれものは、なりたいものも大人受けするものを選んで、なりたくないものをスラスラと受け答えていました。

 

 

 

26歳になった今も変わらず、何になりたいのか分からず、とりあえず安定を求めて就職するものの、すぐに諦めてフリーターでいる時間の方が長いです。それでも、大学を出たことを無駄にしているとは思わないし、今が楽しければオッケーみたいな感覚で生きています。(かじるスネがあってよかった)

 

 

 

なりたいものって、決して職業がゴールではないから幼少期に言っていた「普通の大人」が一番近いのかなあ?なんて思ったり。ただ「普通」の感覚って各々違うから一番難しいのかも。これだから生きるってのは厄介だ。

 

 

 

 

この歳になって色んな人に出会って、色んな経験をして、この答えが出たような気がします。自分の楽しいと思うことだけしていたいなって。それが仕事だとは言い切れないので、楽しいことをする為に働けたらいいなあとか、わがままを言えば楽しいことを仕事に出来たらいいなあ、とか。未来について考えるのって案外ワクワクしてしまう。

 

 

だからまたのんびりフリーターやりながら、もう少し考えてみようかな。そろそろ皮膚が黄色くなってまめっちになれるかもしれないし。

 

 

 

性癖ってやつですか?

 

 

 

ハンコ注射の跡が好きです。今日は最初から最後まで気持ち悪い私を存分に堪能していただければと思っています。よろしくお願いします。あの跡をみると少女漫画を読んだような、好きなあの人がこちらに笑いかけてきたような、冬に外から帰ってきてすぐにコタツに潜り込むような、そんな心がギュッとしてしまう感覚に陥ります。

 

BCG(仏: Bacille de Calmette et Guérin の略、カルメット・ゲラン桿菌)とは、ウシ型結核菌(Mycobacterium bovis)の実験室培養を繰り返して作製された細菌、および、それを利用した結核に対する生ワクチン(BCGワクチン)のこと[1]。本来は前者にあたる細菌そのものを指す語であったが、一般社会や医学分野では後者を単に「BCG」と呼ぶことが多い。以下、本項では前者を「BCG」、後者を「BCGワクチン」と表記する。(wikipediaより引用)

 

とのことで正式名称は(?)BCGと言う名前らしいです。すごい名前、神様みたい。

 

 

わたし、良いのか悪いのかハンコ注射の跡がないんですよ。どっちの腕を見てもない。だからちょっとだけ羨ましさもあったんです、小学生の頃とか。今となっては無い方がいいやと思うんですが。自分にはなくていいけど他人にはあってほしいものナンバーワンですね、ハンコ注射の跡。

 

 

初めてハンコ注射の跡にときめいたのが大学生の頃。男子バレーボール部の遠征でマネージャーとして県外に行った際に見たのですが、他大学にめちゃくちゃかっこよくて、バレーが上手な方がいたんです。でね、男子大学生なんてもうどこでも着替えるんですよ。誰がどこにいようが普通に脱ぎ始めるんです。無法地帯。なんなら上裸でスマホいじってる人もいるし。こっちもマネージャー長いことやってるから見慣れてて、今更なんとも思わないそれが普通だと思ってるんだけどね。

 

まあその人が、ありがたいことに私の視線の先で着替え始めたんですよ。(その節はありがとうございました。今でも目に焼き付いています)うひゃあ!見ちゃならねえ!と思った時にはもう遅くて、その時に目に入ったのが腹筋でも背筋でも上腕二頭筋でもなくて、ハンコ注射の跡。その人肌が白かったから尚更見えたんですよね。

 

 

「え、ハンコ注射の跡あるじゃん…(トゥクトゥン!)」

(※ときめきの最上級の効果音は トゥクトゥン! らしいです。最近学びました。)

 

 

そこには彼の人生が詰まってるワケじゃ無いですか。赤ちゃんの頃ですよね、ハンコ注射って。まだバレーのバの字も知らない、なんならママもまだ言えない頃に親に抱っこされてハンコ注射打たれてきっとギャン泣きしたんだろうな、とか。小学生の頃からバレーやってたのかな?じゃあその時からそのハンコ注射の跡を見せながら練習してたのかな、とか。私にあるはずのない「彼の過去の記憶」が蘇ってくるんですよ。怖くないですか?マジの他人で喋ったことも目も合わせたこともないのに。

 

 

それ以来、他人のハンコ注射の跡を見ると「無い記憶」が蘇るようになったんです。(オカルト的なやつではないけどヤバイ話ってワケ)(私がヤバイ奴っていうのは説明したよね)(信じるか信じないかはあなた次第)

 

 

 

高橋一生のananのグラビアとかハンコ注射の跡だけでヒーヒーいってました。ここでもしっかり高橋一生の「私にあるはずの無い記憶」が蘇ります。すごくないですか?だって中学生の高橋一生にも、高校生の高橋一生にも、俳優になってからの高橋一生にも、天沢聖司に声をあてている高橋一生にも、ちゃんとハンコ注射の跡があるんですよ。反抗期でオラついてるのにハンコ注射の跡があるんですよ。親がしっかり高橋一生を愛してたからハンコ注射受けさせてるんです。そんな自分の意思で注射するかしないかも選べないクソガキの時代があるのに一丁前に反抗期きてるんですよ?愛おしくないですか?ハンコと反抗期ってちょっとギャグみたいになっててやだな。

 

 

いやはや、ハンコ注射の跡というより、そこから読み取れる背景に興奮しているのかもしれませんな。にしたって。ハンコ注射の跡って本当に最高〜!こないだ後輩の子供に会ったんですけど、もちろんその子にもハンコ注射の跡があって、あのちぎりパンみたいな腕にちゃんとハンコ注射の跡あるんですよ。赤ちゃんに関しては完全にビジュアルとして好きですね。あのむっちむちの短い腕にハンコ注射の跡がついてるのがかわいくて仕方ない。ずっと触っていたい。

 

 

ハンコ注射の跡って日本人のほとんどについてるじゃないですか。だから夏とか本当にありがとうって気持ちで過ごしています。みんな自ら見せてくれてありがとう。でもさ、ハンコ注射の跡が本当は結核対策じゃなくてチップとか埋め込まれてた跡だったらどうする?カイジみたいなさ。それはそれで興奮するよね。日本人が社畜と呼ばれるのも頷けるし。今の子たちマイナンバーとか打ち込まれてたらどうしよう。いずれそこからマイナンバーを抜き出す戦争が起こってしまうかもしれない。そんなことになったら、押したらパカって扉開くタイプの収納みたいに腕を改造される?なんならゴツい甲冑とかつけはじめる?え〜、やだな。どうせ打ち込むなら、なんか押したら波の音が聞こえるとかがいいよね。そしたら街で人とぶつかっても喧嘩とかならなそうだし。寝る時うるさいか。寝返り打つたびにザザ〜ンって。結核対策でよかった。

 

 

自分で記事書いてて結構気持ち悪いなと思いました。でも、好きなんだもの。なんて、こんなんじゃ変態の烙印を押されてしまうね。

 

 

 

 

 

 

 

名探偵だっておよそ推理できないよ

 

 

「ゲロ吐いてたら顔面にウォシュレットくらったんだよね」

 

 

そんなことある?と一瞬驚いたあと手を叩いて喜んでしまった。友人が飲みすぎてトイレで吐いていたら付き添ってくれた人が流すボタンを押してくれたらしく、その時一緒にウォシュレットも押してしまったそうな。(ゲロの付き添いの際には絶対にやりたいと思った)

 

しかもこれが紹介された男性との初デートだって言うんだから笑っちゃうよねえ。でも、その人はずっと背中をさすっててくれたんだって。次のデートの約束もしたみたいで、とても優しい人だなあと思いました。うまくいってほしいなあ!

 

 

そんな「人生でおよそある?」みたいな話を聞いたんだけど、そういうのって楽しいね、っていうブログです。

 

 

私の通っていた大学からゲスト講師をしてほしい、と言われて学生さんたちの前でお話させてもらう機会があってね。すんごい楽しかった!授業が終わってから学生さんたちと話す機会があって楽しくワイワイ話もさせてもらって。そしたらはしっこの方でニコニコ話を聞いてた男の子が「あ」って小さい声で呟いてリュックをガサゴソしはじめたの。何してんのかな?って横目で見てたらさ。

 

 

リュックから1.5リットルのコーラ出てきたの。

 

 

 

「え?好き」と思ったよね。人生でおよそある?なんのイベントでも無い日常生活で(卒業後の大学だから私にしたら非日常だったけど)リュックから1.5リットルのコーラが出てくること。そのコーラを飲みながら話をしたらとても面白い子でね。大川隆法氏の事が好きで、プーチンの守護霊インタビューが特にお気に入りなんだってさ。そんなニッチなとこいく?今ではすっかり彼の虜です。こういう(私個人の意見として)おかしな人ってワードセンスがたまらなく良くて、会話してて気持ちいいんだよね。思った返答がこないから。

 

 

いるじゃない。例えば何かマズイ物を食べて「雑巾みたいな味する!」って言った後に「え?雑巾食ったことあんの?」みたいなさ。あるわけねえだろって。アレ、クソつまんなくて大嫌いなんだけど、そういう、つまらないありきたりな言葉を出さない人って本当にいいですよね。大好き。

 

 

そんな彼と仲良くなって今度海に行く約束をしました。海といえば異性口説くでしょってことで「元恋人口説き王選手権」を開催することになりました。楽しみ。まあ、そんな人生でおよそある?エピソードを聴いて私はなにかあったかしら?って思い出してみたら1つあったのでお時間あればぜひ。

 

 

 

まだ歯も生えない私に、2つ年上の兄がピーナッツを食べさせてくれたんだって。歯も生えてないのに、結構な強度の豆。兄もまだ幼いから、兄心に妹に食べさせたいと思ったんだろうね。そこだけ聞いたら良い子でしょ?でもね、歯も生えない妹に結構な強度の豆。そこそこ危険なカオリするよね、既に。蘭ねえちゃんがコナンくん探し始めたらもう事件は始まってるじゃん?園子がほっときなさいよ、なんて言い始めたらもう既に人は死んでるのよ。歯も生えない妹に結構な強度の豆与えるってそれと同等なわけ。

 

 

案の定詰まるよ、そりゃ。何がすごいって喉じゃなくて肺。もう一回言うね?喉じゃなくて肺に詰まったの。ビックリだよね。親が異変に気付いた時には私もう息できなくて顔真っ青なんだって。もちろんあちこち病院駆けずり回って(一応当時の話だけど小児科が無いところは子供用の器具がないから受け付けられないみたい。時と場合によるだろうけど)やっと受け入れてくれたところも処置室が満杯!ここなら空いてます!って入れられたところが無菌室だったんだってよ。

 

いや無菌室て。中々入る機会なくない?私ディズニーランドより先に無菌室入ってるから。人生でおよそある?こんなこと?肺にピーナッツ詰まって無菌室で処置。機械で吸ったのかな?老人が喉に餅詰まらせた時に掃除機で吸う、みたいな。そのまま綺麗な形でピーナッツ出てきて、小さな小瓶に入れて持って帰ったんだって。両親はお医者さんにしこたま怒られたって言ってたけど、そんな小瓶に思い出として入れられたらそんな重く受け止められないよね。小瓶に入れるのってもっとキラキラしたものだと思ってたよ、母さん。

 

 

でもまあ、その小瓶にピーナッツが入ってなければ今頃私もこんなブログ書いてないので、よかったなあと思いますけど。案外ありますね、人生でおよそある?ってエピソード。友人たちの話聞いてると、みんなすごい人生歩んでるな、面白いなあって思う事がたくさんあるんです。それと同時に私の人生ってすごくつまらないなあって思っちゃうんだけど、私も人生の序盤からしっかりつまってました。なんてね。

 

 

かわいい待ち合わせがしたい!

 

すっかり冬が通り過ぎて、暖かくなってきましたね。なんならもう桜も散ってしまって、駆け足で夏が近づいているような気もします。そんな季節の変わり目に差し掛かっていますが、この季節と言えば、そう、待ち合わせ。みなさん、待ち合わせてますか?

 

 

待ち合わせってドキドキしますよね。やっと会える!もう着いてるかな?どんな服着てるのかな?どんな顔で迎えてくれるのかな?それが待ち合わせの醍醐味と言っても過言ではないかと思います。そこから1日が始まるのだから素敵にスタートを切りたいですよね!今日はそんな待ち合わせをとびきり素敵でハッピーに、脱法ハーブみたいにキマる待ち合わせでの待ち方をお教え致します。

 

 

 

スマートフォンは見ないでキョロキョロする

 

みんな手持ち無沙汰になるとスマホを見がちですよね。だって暇なんだもん。空き時間があるならポケモンとGOしたり、ひっぱりハンティングしたり、サーヴァントをお出迎えしたいわけです。でも、だからこそ、スマホを見ないで「まだかなー?」と目を輝かせながらキョロキョロしてください。「いや、俺のことめっちゃ探してるやん…(トゥンク)」こうなること間違いなしです。見つけた時にとびきりの笑顔を見せるのも忘れずにね!ただ、あまりキョロキョロしすぎると、地下組織に命を狙われているのかな?と心配される可能性があるので適度にキョロキョロしてください。

 

 

②小説を読みながら待つ

 

知的でいいですよね。メガネなんてあると尚更いい。時折色っぽく髪を耳にかけたりね。ただ、服装も気合を入れて白シャツに黒いタイトスカートで挑むと教師もののAVみたいになるので、そこまで狙わなくても大丈夫です。取り敢えず本読んでおけば「あ、本とか読むんだ。意外だな。新しい一面だな(トゥンク)」となることでしょう。ブックカバーかけちゃえば中身なんてなんでもいいし。わたしのオススメは小林聡美のエッセイです。普段から本を読んでる人は、なんか、通行人にガン飛ばしたりとかしたらいいんじゃないですか?ギャップですよ、要は。

 

 

 

③嬉しすぎて歌っちゃう

 

だって会えるの嬉しいんだもん!気分は王子様を待つプリンセス!心が踊っちゃう、みんなで歌いましょう!ほら、森の仲間たちも喜んでいるわ!風も、雲も、太陽も、みんなわたしたちを祝福している〜♪歌い出せば信号は全て青に、ガン飛ばされた通行人たちも途端に自分たちの荷物を投げ出して指を鳴らしながら、コーラスを担当してくれるはずです。それを見つけたデート相手も高らかに歌いながら手を取ってくれます。歌が終われば世の中は元通り。素敵なデートが始まります。デート相手が音痴な場合はそのまま帰りましょう。歌ってる間にもっと良い人がコーラスに入ってくれそうな気もするし。歌上手い人ってかっこいいよね。全然分からないマイナーなバンドのラブソングを歌ってほしい。それきっかけにそのバンドを好きになってエモい気持ちになりてえよなあ。ラブソングに自分重ねちゃったりしてさ。水彩画くらい淡い。

 

 

この3つさえ覚えておけば、その日1日のデートは楽しくなること間違いなし!やっぱり待ち合わせっていいよね、ウキウキする。わたしは待つのめちゃくちゃ嫌いなんで、5分前から待っとけよなって思いますけど。相手が先に待ってたら下から覗き込んで「待った?」って言えばオッケーなんすよ。だって待ち合わせしてまで会いたい人ってどういう形であれ無条件で好きでしょ。ここまで書いといてこんなこと言うのもアレですけど、実はそんな小癪な真似しないでニコニコしてればオッケーです。それが愛ってもんですよ。なんてね。